浅葉克己
あさば かつみ
1940年神奈川県生まれ。桑沢デザイン研究所、ライトパブリシティを経て、'75年浅葉克己デザイン室を設立。サントリー、西武百貨店、ミサワホーム等数々の広告を手がける。東京ADC賞グランプリ、紫綬褒章など受賞多数。東京ADC委員、東京TDC理事長、JAGDA理事、東京造形大学・京都精華大学客員教授。卓球六段。'08年の21_21DESIGN SIGHT「祈りの痕跡。」展に続き、'09年7月に神奈川県民ホールギャラリーにて「デザインの港。浅葉克己展。」を開催。
作品について
「光陰矢のごとし」というが日常は矢のように飛んで行く。しかし矢が飛んで行く姿はあまり目にしていない。7月15日という一日は、その瞬間しかないから思い切り生きたいものだ。日めくりカレンダーは、そういう意味でその一日をはっきり認識することが出来る。
書の世界の名品「蘭亭叙」東晋の王羲之が名士41人を招き、曲水の鼻を開いたときの話集の序文の草稿だが、最初に永和九年と記されている。2010年7月15日はどんな日を迎えるのだろうか。
Credits
D: Asaba Katsumi / P: Suzuki Kaoru