味岡伸太郎
あじおか しんたろう
1949年、愛知県豊橋市生。画家山口長男より「デザインと美術がせめぎ合う山の稜線を歩け。デザインに係わることで美術が社会と離れず、美術に係わることでデザインが大衆に迎合しなくて済む。」の言葉以来、美術、デザインを偏らず継続。'84年、かな書体「小町」「良寛」デザイン。'95/日本タイポグラフィ年鑑・大賞/年鑑日本のタイポディレクション'94会員銅賞等受賞。'90年以後は土と文字をテーマに国内外の美術館、画廊で発表。
作品について
十薬とは?（ドクダミ）の別名である。我が家には古い梅の木が5本ある。毎年、晴れの間を見て事務所総出で梅の実取りをする。おおよそ一輪車1 杯。約50kg の収穫がある。その梅下が緑の葉で覆われ、白い?の花が咲く。悪臭のせいか、わざわざ庭に植える人は少ないが、花はなかなか格調があって美しい。毎年5月の末頃になると咲き始め、間もなく入梅である。欧米のサイトでは?を水草として紹介、販売もしているようだ。
Credits
D: Ajioka Shintaro / P: Miyata Akari / C: Hoshino Masahiko
