本庄正巳
ほんじょう まさみ
1953年沖縄県(石垣島)生まれ。'71年グラフィックデザインを始める。'76年デザインスタジオくりっぷ設立、'90年有限会社クリップ代表取締役。風土に根ざした視点と感性でクリエイティブに取り組み、個展やグループ展など精力的にアーティスト活動も行っている。沖縄タイムス芸術選賞デザイン奨励賞受賞など。
所属/JAGDA沖縄地区代表幹事・沖展グラフィックデザイン会員・沖縄県美術家連盟会員
作品について
「記憶の影」 鐵錆の壁に西日が描いた電柱のシルエット、実在する物よりも強烈に語りかける「影」に釘付けになった、街角の記憶。出現する影達は、時の流れの中で存在し消滅するもの。それは、今日という時を刻みながら、街角の路地やアスファルトに生まれ、懸命に生命を謳歌しているようだ。小さな影の杜では草花たちが輝きを放ち、今という時の花を咲かせていた。
Credits
D: Honjo Masami