田保橋 淳
たぼはし じゅん
1931年ソウル生まれ。 金沢美術工芸大学油画科卒業後、株式会社電通入社。 同社CR局長、金沢美術工芸大学客員教授、多摩美術大学教授を経て、現在多摩美術大学名誉教授。 東京ADC会員。 日宣美賞・東京ADC賞・日経広告賞・朝日広告賞・毎日広告デザイン賞・フジサンケイ広告賞・新聞協会賞・広告電通賞・日本産業広告賞・CLIO賞・NY ADC賞・LONDON ADC賞・文化庁メディア芸術祭賞など受賞。 NY近代美術館に作品収蔵。
作品について
僻んでるわけではないが、ボクに与えられた条件は、格別の刺激もなく、創作意欲をかき立てるようなものでもない。1月19日とは何の動きもない平凡な一日であるし、プロセスダブルトーンというCMYKのうち2色しか使えないいちばん淋しい色数である。 しかし悪条件であっても、何とかモノにするのが1950年からこの仕事をやってる年の功。 色彩表現がダメなら、カタチで勝負とチエを絞ってみたが、さてその首尾は如何ばかりであろうか。
Credits
D: Tabohashi Jun / P: Park In Jeong